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Posted by 沖田 総司 - 2011.01.28,Fri

 風来坊さんが書き始めたので、拙者も筆をとることにした。

刑事裁判が行われはじめたので、しばし沈黙していたが、拙

者たち新撰組も公判の傍聴メモを手に入れることが出来たの

で、少し書くことにしたが、そもそも、あの事案を刑事告発

したのは誰だったのか。拙者達が聞いている範囲では、被害

者ではなく、その場に居合わせることもなかった人物だそう

だ。被害者が警察に診断書を持って出掛けたときには、警察

は既に通報を受けていたという。これだけでも十分に奇妙な

ことだと言えるだろう。


 言い換えれば、被害者が自分の意志で被害届を書いたのか、

それとも誰かに被害届を警察に出すように言われて書いたの

か。そして、検察側の証人は、カバンを持った手が上に上げ

られたのは見えたが、殴打されるところは見えなかったと証

言している。にもかかわらず、殴打した音が聞こえたと証言

したそうだ。それも、目を閉じていたわけでも、他の所を見

ていたわけでもない。ドアのガラス部分が明るくて見えなかっ

たのかもしれないと証言したそうだ。


 風来坊さんも書いているが、あそこの礼拝堂の出入り口は

建物の北側にある。しかも、その向こうには週報棚などがお

いてあるスペースがあって、そこから外に出る扉があったは

ずだ。あのスペースには、窓は一つしかなかったように記憶

している。だとしたら、あの礼拝堂入り口のガラス窓から強

い光が入ってくる可能性は少ないだろう。眩しくて見えなかっ

たという証言は信憑性が極めて低い。


 手元にあるメモが間違っていなければ、あの証言は極めて

曖昧なものでしかない。カバンを振り上げたのは見えたが、

それを振り下ろしたところは見えなかったというのが、理解

できない。刑法第169条「法律により宣誓した証人が虚偽

の陳述をしたときは、3月以上10年以下の懲役に処する。」、

第170条「前条の罪を犯した者が、その証言をした事件に

ついて、その裁判が確定する前又は懲戒処分が行われる前に

自白したときは、その刑を減軽し、又は免除することができる。」

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