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Posted by 沖田 総司 - 2008.01.31,Thu

 

 原田文雄司祭は12歳以下の少女に対して、長年にわたり性的虐待=準

強制わいせつを繰り返してきた。その年数は少なくとも6年間におよぶ。

これは最高裁の上告棄却によって確定した高等裁判所の判決で明らかにさ

れている。そして、日本聖公会京都教区は高裁の判決が確定したにもかか

わらず、新聞社などジャーナリズムに対して「冤罪、最高裁・高裁に抗議

する」という声明を出した。まずここに大きな問題の一つがある。彼らは

「冤罪」とすることのの明確な根拠を示していない。そして、この新聞記

事を読んで憤慨した人物が京都教区に電話すると、高地主教は電話で「冤

罪なんだ!」と怒鳴ったという。そして、これに関しては後に「謝罪の記

者会見」を開いて謝罪しているが、ジャーナリイズムに配布された文書に

は、電話で怒鳴ったことに対する謝罪は載っていなかった。


 次に、その「謝罪の記者会見」で発表されたことだが、「減給処分」を

自らに科したとのことだったが、その減給処分のパーセンテージと期間は

どこを探しても出ていない。「処分しました」と発表するのであれば、通

常はその内容を公開して初めて記者会見の意味があるのではないのか。こ

こにも問題があるが、それ以上の問題がある。日本聖公会法憲法規を見る

範囲では、主教が自らを処分することは出来ないはずだ。主教に何らかの

ペナルティーを科すのであれそれは管区の審判廷でしか出来ないはずであ

る。もしそれを教区主教が一存でしたことであれば、教区主教の重大な過

ちである。常識的に考えて、日本聖公会の主教は、他の聖職や信徒以上に

日本聖公会法憲法規を遵守しなければならないのではないのか。ことに、

綱憲にある「主教」には「アポストロ」とルビが振ってある。だとしたら、

主教の法憲法規遵守義務は当然のことであろう。


 そして、もっとも重大な過ちは6番目の被害者に対して、他の被害者に

はしなかった特別な対応をしたことである。アポイントメントを取らずに、

原田文雄司祭宅を高地主教は聖職常置委員と被害者およびその「付き添い

の方」を連れて突然訪問したことである。アポイントメントを取らなかっ

たのは、原田文雄司祭には主教との面談を拒む可能性があったからなのか、

それとも、被害者を連れて訪問することを黙っていることが目的だったの

か。原田文雄司祭が主教と会うのを拒む可能性があったと判断したら、そ

の根拠は何なのか。それとも、この訪問の時点では、6番目の被害者が現

れたことを原田文雄司祭は伝え聞いていたのか。誰から、が問題になる。

被害者を連れていくことは黙っていれば相手は判らないわけだから、これ

がアポイントメントを取らずに行ったことの理由にはならないはずなのだ

が、「何の用事か」と尋ねられたときの返事に困るからアポイントメント

なしで訪問したのか。主教が自分の教区内の司祭に面談するのに、しかも

陪餐停止中の司祭に面談するのに、陪餐停止中の原田文雄司祭は面談申

入れを拒むとでも考えたのだろうか。


 そして、高地主教と常置委員は6番目の被害者の前で、原田文雄司祭に

謝罪させ、謝罪文を書かせた。これは昨年11月23日の「常置委員会特

別報告」で明らかにされていることである。その後、他の5人の被害者の

うち、3人に対する加害行為を原田文雄司祭は認め、残りの2名に対して

は加害行為を否認し、謝罪も拒否した。しかし、この残りの2名のうちの

1人は、慰謝料請求裁判を提訴した被害者である。6番目の被害者に対す

る京都教区の対応と、裁判を提訴した被害者に対する京都教区の対応には

明確で大きな相異があることは誰にも判ることである。残された道は一つ

しかない。審判廷だ。しかし、彼らは既にこの審判廷の申し立てさえ出来

ないように策謀している。極秘のことなので、これは関する具体的なこと

は誰にも話すことは出来ないが、とあるルートから情報が入っている。

「糾す会」も知らないだろう。おそらく、鎌田司祭も知らない。

 

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