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Posted by 沖田 総司 - 2009.10.03,Sat

完璧なカルト その2


 転送されてくるメールを読んでいると、日本聖公会

京都教区の執行部は、あの性的虐待事案をなかったこ

と、もしくは過去のことにしようとしているようだ。

それだけではあるまい。管区の小審判廷の差し戻し判

決は出ているものの、それ以降、管区や主教会は何ら

日本聖公会京都教区を指導しようとしていない。そし

て、日本聖公会の他の教区はまったく沈黙しているよ

うに見える。加害司祭が日本聖公会を離脱したとして

も、加害司祭から性的虐待を受けた被害者は、今でも

苦しんでいるという事実が消えるわけではない。


 日本聖公会はこれまでに、様々なところで女性の人

権や子供の教育に関して発言してきている。しかし、

そうした発言者も、この問題に関してはまったく沈黙

しているという。そのことを考えただけでも、日本聖

公会京都教区のみならず、日本聖公会全体がカルト化

していると言えるのではないだろうか。宗教的信念か

らと言うよりは、自らの地位保全のために、被害者で

はなく加害者を擁護している。この理由に関して様々

な憶測が流れているが、どれも確固たる証拠はなさそ

うだが、拙者が知っている限りでは、日本聖公会では

重要なことで、他に知られては困ることは、文書でな

く口頭で伝えるという卑劣な策略が蔓延しているよう

だ。


 当然、信徒は真実が伝えられているかどうかの判断

基準が手元にない。宗教組織の構成員が、当該組織の

重要な事案に関して、正式に聞かされていなければ、

結局は聖職者の一存が罷り通ってしまう。ただし、日

本聖公会もキリスト教会であるのだとしたら、何かの

決定事項に関して、教会役員にも事情を説明してはな

らないことがあるだろう。しかし、それは極めて特殊

な事例であって、あの性的虐待事案のようなケースで

秘匿しなければならないのは、被害者の個人情報だけ

のはずだ。こうした極めて常識的なことを、日本聖公

会京都教区はまったく判っていないかのように、被害

者とそのご家族から出されている要求に対して、誠実

な回答をしていない。


 東京で、ローマ・カトリック教会のカテドラルを借

りて、盛大な「宣教150周年」の礼拝が行われたそ

うだが、そこに同性愛者であることを公言していると

いうアメリカ聖公会の主教が列席していたようだが、

日本聖公会は神学的にも破産してしまっているようだ。

そのうち、結婚式を「祝福式」とでも言い換えて、同

性愛者の「祝福式」をする聖職者が出てくるようにさ

え思える。そして、それを教会法廷で裁くこともしな

いという事態になって、信徒が教会を離れるようなこ

とが起こっても、なんら問題意識を持たないのだろう

か。女性司祭按手の是非は、同性愛の容認と結びつい

ているのだろうか。日本聖公会では、聖書からしか教

理を導き出さないというが、彼らが手にしている聖書

は、拙者たちが手にしている聖書とは異なるのかもし

れない。

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