忍者ブログ
Posted by - 2025.01.31,Fri
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by 沖田 総司 - 2009.03.03,Tue


 日本聖公会の管区小審判廷は、京都教区審判廷への

申立を却下したことを取り消し、京都教区審判廷に差

し戻すという決定をした。それも、あらかじめ審判の

内容を文書化していたことは明らかだという。日本聖

公会の管区は、ギリギリのところで重大な過ちを繰り

返すことを回避したということなのだろうが、しかし、

なぜここまで問題の解決が長引いてしまったのかとい

うことを、京都教区だけでなく、日本聖公会全体は深

く反省すべきだろう。


 特に、2ちゃんねるという掲示板で、加害司祭を擁

護するような発言をしていた人物は、徹底的に改悛す

べきだろう。あのような無責任な発言が、どれだけ社

会に影響を与えたかを考えるべきだ。それだけではな

い。<[内紛]迷惑団体 聖公会 - 迷惑信徒 聖公

会[出て行け]>というブログで、「糾す会」やその他

のブロガーを批判していた人は、謝罪するべきではな

いのか。あのブログを書いているのが誰かということ

は、いろいろな憶測が流れているが、どれにも確実な

証拠はない。しかし、あそこまで書いたのだから、せ

めてあのブログで謝罪すべきだろう。日本聖公会は、

今日の時点で、そうした人々への指導を公開して、行

うべきだ。この「公開して」というのは、書き込み者

の氏名を明らかにすることではなく、どのような指導

をしたかを公開するということだ。


 それにしても、加害司祭による性的虐待が明らかに

なってからここまで辿り着くのに、一体、何年掛かっ

たのだろう。ここまで来る間には、被害者やそのご家

族への二次的加害が過激に行われていた。被害者に対

して、屈辱的なことばを平然と使っていたこともあっ

た。それだけではない。現職の司祭が、裁判所におい

て、被害者を貶めるような発言を繰り返した。日本聖

公会京都教区はこうしたことに対する責任の所在を明

らかにし、その責任をとるべきことは言うまでもない

だろう。それだけではない。日本聖公会全体が、二度

とこのような過ちを繰り返さないために、日本聖公会

の法憲法規をしっかりと理解し、それを正確に適用す

べきことと、主教制と法憲法規の関係に関しても、そ

の歴史と神学的検証をしなければならないだろう。何

しろ、京都教区は法憲法規の規定を超えて、主教判断

で加害司祭を陪餐停止という法憲法規にない「処分」

をしてしまったのだから。


 問題は、加害司祭にあるだけではない。加害司祭を、

結果的には擁護してきてしまった京都教区には、それ

なりの責任があることは間違いない。日本聖公会京都

教区は、これから悔い改めと謝罪の奉仕が始まる。し

かし、最大の難関は他にある。差し戻し審の審判長は、

一審の時と同じ、京都教区主教がすることになる。こ

れについては、今夜、近藤さんが強烈な一撃を加える

と言っていた。TERAさんと風来坊さんが既にブログに

このことを書いているが、今夜はみんな沈黙しないだ

ろう。これだけ他教派の教会にも迷惑をかけてきたの

だから、当然のことだろう。日本では、キリスト教に

はカトリックとプロテスタントしかないと考えている

人が多い。日本聖公会と他のプロテスタント教会の区

別を知っているはずもない。

PR
Posted by 沖田 総司 - 2009.02.20,Fri


 被害者の御父上様が認められた書状が、原文のまま

画像ファイルで転送されてきた。宛先は下記のように

なっている。

 日本聖公会管区小審判廷
  審判長  ○○ ○ 殿
       審判員各位殿

 要するに、被害者の御父上様の管区審判廷に対する

切実な思いが記されているということなのだが、日本

聖公会管区小審判廷の審判長だけでなく、日本聖公会

の聖職者達は、既に退職された方々も含めてすべて、

この文書に目を通すべきだろう。


 この書状の中心点はたった一つだ。それは、加害司

祭が牧師と幼稚園長を辞めれば、申立は収めると主教

に御父上様が告げ、主教は一旦は加害司祭の退職を受

理したにもかかわらず、被害者の御父上様の了解を得

ることもなく、加害司祭を性的虐待行為が明らかにな

る前と同じ職に戻してしまったのだが、あれから8年、

この3月3日に開かれる審判廷で、「けじめを付ける

事」をして欲しいという、それだけの要望なのだ。そ

れは、二度と同じような被害者が出て欲しくないとい

う被害者ご自身とその御父上様の心からの願いなのだ

が、最高裁判所の上告却下で高等裁判所の判決が確定

している現在、管区小審判廷はこの文書を読まなくて

も判っていることだろうと思えるのだが、被害者の御

父上様が、あえてこれを記したとすれば、そして、こ

の書状の最後にある、「平気でウソをついてきた人た

ちですので録音許可の通知もください」という文言を

も併せて考えると、被害者の御父上様の心の中にある

大きな傷が見えてくる。


 日本聖公会の聖職者達は、それに気が付かないはず

はあるまい。娘さんが、極めて陰惨な性的虐待行為を

現職の司祭から受け続けていたことを知った父親の思

いを、日本聖公会の聖職者達は足蹴にすることは出来

まい。しかし、一部に流れている情報では、審判廷は

時効を宣言し、加害司祭の陪餐停止を解除するところ

まで宣言するのではという憶測が流れているという。

もしそのようなことになれば、日本聖公会は終生消え

ることのない罪の落款を自らの歴史に押すことになる。

今までも、様々なことが裏のルートから聞こえてきて

いた。「ともし火を持って来るのは、升の下や寝台の

下に置くためだろうか。燭台の上に置くためではない

か。隠れているもので、あらわにならないものはなく、

秘められたもので、公にならないものはない。」

マルコ福音書は主イエスの言葉としてそう記している。


 最早、過去の出来事に覆いをかけたり、過去の事実

を曖昧にしておくべきではないだろう。現実に何が起

こってきたのか、誰がそれを起こしたのか、そして、

様々な問題のために教会を去った人々が、いま何をし

ていらっしゃるのか。日本聖公会はそうしたことを、

真摯に検証し、事実を明らかにし、悔い改めるべきこ

とは心から悔い改めない限り、こうした問題は尾を引

き続けるであろうし、結局は教会が衰退していくこと

にしかならない。日本の多くのキリスト教の教派が、

ある意味では似通った問題を起こしてきたが、迅速な

祈りと判断が、教会を混乱させずにすんだケースもあ

る。だが、日本聖公会の場合はもう最悪の状況になっ

ているとしか言いようがない。この状況を打破するた

めには、最早、すべて隠れたことを明るみに出し、そ

れを祈りを持って、誠実に解決していく以外に道はな

いだろう。3月3日には多くのマスコミが取材に来る

だろうが、彼らが、既に多くの情報を得ていることは

間違いない。

Posted by 沖田 総司 - 2009.02.15,Sun


 日本聖公会京都教区の常置委員会が出した極秘文書の

コピーを今日、ある方から頂いた。<いいたい放題>の

風来坊氏が批判していたのはこの文書だと思える。この

文書の中で、FH司祭の児童への性的虐待に関して「和

解関連小委員会」なるものが昨年の1月に設置されてい

たそうだが、その経過報告の文書だ。その小委員会の仕

事は、資料整備、内容の検討などが主な任務のようだが、

構成は「常置委員3名、そのほか信徒2名、聖職1名の

6名(男3名、女3名)」と記されている。そして、こ

の小委員会は、「以下の三点を大切な調査の目的として

決めた。

 第一、被害者への謝罪を事実認識に基づいて誠実に行
   なうこと。
     これは和解のためにぜひとも必要なことである。
 第二、問題と責任の把握、認識により、こうしたこと
   が二度と起らないようにすること。
 第三、教区の問題点を認識し、キリストを主とする信
   仰共同体としての生命を回復すること。」

と記されている。


 そして2008年10月31日までに24回の会合を

開いているが、主教2名、司祭7名から「聴取作業」を

したと記してある。ここまで読んで拙者は愕然とした。

相変わらず日本聖公会京都教区は、被害者とその家族を

「蚊帳の外」に置き去りにしているということだ。こと

に2名の主教は、被害者の家族と直接会ったり、電話で

この問題を話し合っているのだろう。だとしたら、「聴

取作業」に、被害者の家族が含まれていないのはどうい

うことなのか。にわかには信じがたいことだ。「小委員

会は、教区としての責任を担うことを意図して出発した

ため、委員の構成が教区内の人選にとどまった。そのた

め、第三者的な視点の不足など、調査には限界があるこ

とも付記しておく。」と書かれているが、「第三者的な

視点の不足」どころか、被害者とその家族からの聴取が

なければ、はじめから日本聖公会京都教区のための小委

員会でしかないことは誰にでも理解できる。


 そして、この調査報告書は2008年11月24日に、

日本聖公会京都教区常置委員会の名前で出されている。

基本的に、日本聖公会にはこうした体質があるのだろう。

当時は現職司祭だった人物の、女児に対する性的虐待事

案に関して、その被害者と被害者の家族への教区の対応

を調査する委員会が、問題の当事者である被害者とその

家族から事情を聴取していないということはどういうこ

となのか。被害者はPTSDに罹患しているから、聴取

すべきではないと思われるのだが、被害者の家族からは

どうしても過去の出来事に関して聴取しなければ、問題

が見えてこないはずだ。そして、被害者の家族の代理人

からも、小委員会は聴取していない。日本聖公会はこう

した密室政治が好きなのかもしれないが、近代国家にお

いて、こうしたしたことは許されないことではないか。

被害者を無視し、被害者もしくはその関係者が出廷して

いない裁判と同じだろう。


 女児に対する性的虐待が明るみに出たときから、日本

聖公会京都教区は常にこの過ちを犯してきた。「糾す会」

を排除しているのも、同じことだ。彼らにとっては「糾

す会」は邪魔でしかなかったのだろう。これまでにも、

「糾す会」を「騒ぎ立てる人たち」と呼んでいたことが

あったのではないのか。「彼らが騒ぎ立てなければ、こ

んなに大きな問題にはならなかったはずだ」と日本聖公

会京都教区は考えていないだろうな。問題を大きくした

のは、最高裁の上告却下で、被害者勝訴が確定した時に

もまだ、「冤罪」「裁判所に抗議する」と現役主教は声

明を出していたのではないのか。この常置委員会の報告

書には、一読した限りでは、あの現役主教の問題発言に

関することは記されていない。そして、この報告文書も

極秘にするようにということで配布されたという。しか

し、これで問題の根がどこにあるかということがはっき

りした。
 

Posted by 沖田 総司 - 2009.02.10,Tue

閲覧依頼が来ました。

<京都の影>というブログを是非お読み下さい。

リンクにあるブログ名<京都の影>をクリックして下さい。

よろしくお願い致します。

Posted by 沖田 総司 - 2009.02.01,Sun


 日本聖公会の管区が3月3日に京都で管区小審判廷を

開廷することになったそうだが、しかし、非公開でそれ

を行うという葉書が!申立人に来たそうだ。明日の朝か

ら江戸で会合があるので、鞍馬天狗に会おうと思ったの

だが、かなり忙しそうで、隠れ家から都心へ出てこられ

ないとのことだったので、あいつの隠れ家まで行って来

た。ご丁寧に、JRのある駅まで迎えに来てくれたが、

そこから先は、路地を走ったり、広い通りを走ったりを

繰り返して、結局あの隠れ家がどこにあるのかさっぱり

判らなかった。


 「署名捺印がないのは、よくやる手法だ」と鞍馬天狗

は言っていた。日本聖公会では、大事なことを口頭で伝

えたり、署名捺印のない文書でするそうだ。後になって、

問題が起きた時の逃げ道を作っているらしい。「そんな

の聞いてないよ」というのもよくあるそうだ。突然の変

更はよくあることで、理由ははっきりしないこともある

らしい。だから、日本聖公会の聖職や組織との約束事は

署名捺印のある文書でしないと後で問題が起きるらしい。


 だから、3月3日の傍聴を予定した人は、予定通りに

京都へ行ったらいい。「非公開だといってあるはずだ」

といわれたら、署名捺印のない葉書なので、まったく効

力を持っていないはずだと反論したらいい。あるいは、

署名捺印がない葉書など、悪戯としか思えないと答えた

らいい。少なくとも日本聖公会に属している人は誰でも

傍聴できることは、日本聖公会法憲法規が保証している。


 そして、問題は、あの葉書を出したのが間違いなく小

審判廷の審判長であったとしても、法規第209条の規

定を満たしている内容ではないから、あの通知は無効で

あるし、各教会に対して、正式文書として通知していな

ければならないはずだ。申立人だけに非公開にするとい

う葉書を出しても意味がない。何か言われたら、非公開

であるということを知らされていませんでしたと答えれ

ばいい。それにしても、非公開の理由は一体何なのか。

「被害者保護」以外の理由で非公開にすることが出来な

いことは、法規第209条から明らかなはずだ。そして、

被害者はあの審判廷には関係がない。日本聖公会京都教

区は、あの性的虐待が事実であったことを認めている。

2007年11月の教区会での文書が何よりの証拠だ。


 しかし、日本聖公会というところは恐ろしいことに、

主教は教会法を超えられると考えているところらしいか

ら、「主教判断だ」といわれたら、引き下がるしかない

かもしれない。しかし、これまでこの問題を追いかけて

きているマスコミは黙っていないだろう。彼らは着々と

情報を集めているはずだ。被害者関係者代理人のホーム

ページや「糾す会」のホームページを毎日のように監視

しているだろう。鞍馬天狗が言うには、それだけではな

さそうだ。彼らは、キリスト教に関してもかなり勉強し

ているという。天狗の都合で、隠れ家で1時間と往復の

車の中でそれぞれ15分ほどしか話をすることが出来な

かったが、あいつは「主教判断だ」が出てくるだろうと

言っていた。何しろ日本聖公会の主教は、アポストロス

ではなく、ポープ(Pope)だからだそうだ。

カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
沖田 総司
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]